M2 MacBook Airを買いました
嬉しくなったから書いちゃう。
これまでは社会人になってしばらく経ってから買った2017年製MacBook Pro 13インチを愛用してた。
Proと言ってもTouchBar無しの低スペックのやつな。だってTouchBar嫌だったんだもん。具体的にはCPUがi5 7360U(2.3GHz/2コア/4スレッド)。メモリとSSDはちょっと気合い入れてそれぞれ16GB, 256GB。
買った当初はこれでも十分なスペックだったんだけど、5年も経った今では結構しんどくなってきた。
特にコロナ禍に入ってからそれが顕著になった。Zoomの台頭である。この古いMacBook ProではZoomするだけで爆熱。ファンが唸る。カメラの性能も良くはなくノイズまみれ。ひどい有様である。
なんだったらYouTubeすら重い。
おそらくはIntel CPU内蔵のGPUが悪い。Chromeの実験フラグで動画のハードウェアデコードをオフにしたら軽くなる。Zoomが重いのもこのGPUのせいだろうな。
とか言いながらソフトウェアデコードだと、今度は別窓で作業するのも重い。おそらくはCPUもやっぱりしょぼいんだろうな。
オイ! 普段使いはi5で十分って言ってた奴!!! 俺と一緒に謝りに廻ろうな。
あとTouchIDが無いのもしんどかった。あれに慣れたらパスワード手打ちはダルすぎる。
とまぁ普段使いでも限界が来てたので新調した。
M1が発売された時点で買ってもよかったんだけど、互換性やら問題が付きまとうのが必然なので待った。今こそが好機だ。
スペック
CPU | M2 8コア(10コアGPU) |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
色 | スペースグレイ |
それぞれ1ランクずつ上げました。平凡なカスタマイズですね。
価格・・・236,800円
高ぇ高ぇ。円安いい加減収まってくれ!!!! と思いつつ、円高になったら俺の米国株が負ける!!! なんかいい感じになれ!!!!
CPU
↓前のCPUとのベンチマーク比較
シングルコア性能が約2倍、マルチコア性能が約4倍、GPU性能も5倍弱。大勝利。
8コアGPU版でもスペック上は問題無かったんだけど、付属する電源アダプタが30W1口というなんとも中途半端な物。使い道がないのでタンスの肥やしになるだけである。ところが10コアにすると35W2口 or 67W1口にアップデートされる。僕はGaN採用の90W電源アダプタを持っているので、高出力な67W1口は不要。35W2口ならベッド近くのコンセントにブッ刺す需要があったのでこれを選択。ついでにGPUがアップデートされた、と思うようにしている。
ゴミが減って需要も満たされてGPUもアップデート。これが今まで目を背けてきたSDGsってやつなのかもしれない。5,000円の差額も全く大したことない気がする。マーケティング戦略にまんまと引っかかった気もする。
メモリ
16GBで十分。24GBにするくらいなら良いデスクトップPC組みますわ。
SSD
256GBだと足りないので上げた。256GBだと遅いという記事を見たのも理由の一つ。
色
これまでApple製品は必ずシルバーを貫いてきた。んだけど、シルバーだとキーボード面の反射が眩しくて正直しんどかった。メジャーリーガーみたいに目の下黒く塗ってしのいでたぞ!!!
一方で会社支給のMacBook Proがスペースグレイで、目への優しさを実感してた。だからこれからはスペースグレイで揃えてくことにした。
えっ!!? それなら新色のミッドナイト!?!?!?
僕の入っている宗教ではmacはテカってないとダメって言われてまんねん!
セットアップ
なんやかんやで半日かかった。
データ移行はmacOSの移行アシスタントを使って1時間半くらいで終わった。これは楽チンだった。流石はAppleさん、という感じ。
面倒だったのがその後。
Intel版のアプリをApple Silicon版のアプリに置き換える作業。全く別の版として提供しているアプリが結構あるんですね。基本両対応してる(Univarsal版というらしい)もんだと思ってた。なおIntel版だとしてもRosetta 2とかいうやつのおかげで問題なく動く。
Siliconというアプリが判定してくれるので、それで調査しつつ置き換えていった。
これ関連で1つ困ったのが、僕が普段愛用しているJetBrains系のツール。JetBrains Toolbox経由でインストールすると、実際にはApple Silicon版にも関わらずIntel版として認識してしまう。それを知らずに四苦八苦していたが、ちゃんと報告されていた。気持ちの悪さはあるが一安心。
あとはHomebrewもオールリセットした。よく分からんがIntel用とARM版で分かれてるらしい。よく分からんのでFormula全削除、Homebrew自体も再インストールしたら良い感じになった。どうせ大したものインストールしてなかったし、brew update
が毎回長かったので今日で清々した。
そんなこんなで終了。
使ってみて
前のMacBook Proとの比較。
軽い
たった130gしか軽くなっていないにも関わらず、体感ではそれ以上に軽くなっていると錯覚してしまう。まぁ重さが90%になったと考えるとなんとなく一致する。
スピーカー
変わっていないかそれ以下。決して良くはなっていない。しかしながらAirでもこんな高音質になっているとは思わなかった。
ヒンジ部分にスピーカーの穴があって、ディスプレイ面に反響して聞こえるようになっている。体験としてはディスプレイから音が聞こえてくる感じ。低音も十分あり臨場感がある反面、分離感は犠牲になっている。
騒音
ファンレスなので無音
温度
冷たくて感動。ファンレスでこれはゴイゴイスー。Apple Siliconマジですごい。
キーボード
やっとあのペチペチキーボードから卒業や!!!
とは言え、僕はあのペチペチ以外のmacを触ったのが初めてなのでまだ慣れない。が、こっちのがいい。
なんか訴訟されたおかげで元に戻ったらしいな。
カメラ
大幅性能向上。ノイズ補正も強烈で全く砂嵐状態にならない。その代わり油絵みたいになっちまう!!!
肌色もTikTok並みに補正されるぞ!!! これ補正レベル下げられないの?????
部屋を明るくしたらかなり綺麗に映りました。俺の部屋が薄暗いのが悪い。
パフォーマンス
速すぎワロタ
動画性能(YouTube / Zoom)
軽すぎワロタ
総評
嬉しい。これは「買い」です。
今秋にはデスクトップPCも組み直すぞ!!!! IntelもAMDもNVIDIAも新製品祭りじゃ!!!!
今の愛機は9年前に組んだ i5 3570K, メモリ8GB, GTX660Ti, SSD 128GB とかいう化石じゃ!!!! このMacBook Airよりも性能悪い!!!!
かがくのちからってすげー!