やっぱりヒゲ剃りはジレット
5年ほど前からジレットのプログライド フレックスボールを使ってた。電動じゃない普通のマニュアルな。
ただ、5年も使ってると経年劣化でグリップ部分が変形してきた。消しゴムがプラスチックと接触し続けると可塑剤があーだこーだの現象と同じことが起こったんだと思う。
そろそろ新製品も出てるだろうし買い替えるか〜〜と思ったんだけど、全然新製品出てないのな。まぁ頻繁に変えられても迷惑だけど。さすがに5年のスパンで出てないのはどうかと思う。
プロシールドとかいう派生系は出てた。刃の上下のヌルヌル成分がゴツくなってるやつな。
しかし僕にはあのヌルヌルの存在意義が分からなかった。
髭剃るときにジェル使うしあのヌルヌル意味あるんか？・・・と思い調べてみた。
1回のヒゲ剃りで平均170回もストロークしていた！
男性はヒゲを剃るときに、一度のヒゲ剃りで平均170回もストロークしており、無意識のうちに同じところを何度も剃っています。
最初の約50回はシェービング剤がある状態で剃っていますが、残り120回はシェービング剤がすでになくなった状態で剃っており、これが肌を傷つける理由の一つになっています。
どうやらジェルが無くなったところをもう一回剃るときに効果を発揮するらしい。
ちなみに自分のストローク回数を数えてみると30回だった。この世はヒゲ魔神だらけらしい。
あとAmazonのレビューを見てみると、なんとそもそもジェルを使わない魔神達がいるらしく、彼らはこぞって使っているとのこと。いやジェル使えよ。
余談だが、僕は生まれ此の方カミソリ負けをしたことがない。敗北を知りたい。
結論、僕にはこの派生系は無用の長物だと思い買うのをためらった。
読者の諸兄らからは「電動シェーバー買えよ」という声が聞こえてくる・・・
電動シェーバーの何が嫌かというと、単純に僕のヒゲライフスタイルと合ってない。
おれな・・ひげ・・・夜のお風呂でしか剃らんのよ・・・。ツルツルの状態でないと気になって眠れない。ヒゲが濃くないので朝にも剃る必要がない。T字カミソリにも電動タイプがあるけど、電気をお風呂に持ち込む勇気が僕にはない。
あと電動は替刃の生産終了が早いのも大きな理由。替刃が買えなくなったら本体ごと買い換えないといけねぇとか馬鹿げてるぞ。
もう一つ、これは想像だけど、電動シェーバーで産毛までツルツルにできる気がしない。そのためにフェイスシェーバーも使うとか面倒。T字なら眉間もついでに剃れるんだぞ。
そういうわけだ。俺のひげ事情に口を出すな。
本題に戻る。
色々調べてると、シックから「極」とかいう日本向けのフラッグシップが出てたんだよ。
実は以前、ジレットを使い始める前に1年くらいシックを使ってたんだけど、あんまりツルツルに剃れなかったんだよな。と言うより、ジレットを使って「こんなにツルツルに剃れるんか！！！」と感動した。だからあんまり良い印象は無かった。
しかしあれから5年も経ち満を持して出た新製品。流石に改善されてれるだろうと期待を込めて買った。
結果は失敗だった。
まず剃り味が何も変わってねぇ。おそらくフィット感が悪い。一方ジレットのフレックスボールは本当に優秀で、肌に対していい感じにフィットしてくれる。シックのそれはあんまり柔軟性がなくて甘い。こんなんじゃ気持ちよく寝れない。
見た目・質感もプラスチック感満点でださい。
完全に失敗した。替刃が1つしか付いてないやつを買ったのが唯一の救い。
おとなしくジレットに戻るわ・・・
よくよく調べてみると、今まで使ってたジレットがおそらく最近マイナーチェンジしてたわ。
ドラッグストアにはまだ並んでないようで気付かなかった。
それにする。
ジレットは剃り味、フレックスボールのフィット感、全てにおいて完璧だ。
ヒゲ脱毛は絶対にしない。痛いから。